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先日、フォアハンドのワイパースイングについて書いた時に、パームアウトの事を書きましたが、では、片手バックハンドはどうなるのかについて書いて見たいと思います。
片手バックハンドのトップスピンのグリップで握った時に、グリップの打球面側(表側)に手のどこが来ているのかを見てみましょう。
私の場合はセミウエスタングリップで握っていますので、ナックルの指側がグリップの表側と同じになります。
この部分がずーっと外を向いているようにして振るのです。
そう、バックハンドのトップスピンは私はナックルアウトで振っています。
このナックルの部分を外に向けたまま前腕のプロネーションとスピネーションをして、バックハンドのワイパースイングをしています。
ともあれ、片手バックハンドで面が安定しない方は、ナックルアウトを試してみてはいかがでしょうか?
4月30日と5月1日の2日間、テニスライズ河合校長のオンコートレッスンのアシスタントをしていました。
そこで、「フォアハンドがイップスになってしまったので何とかしたくて参加しました」という参加者の方がいらっしゃいました。
どうもスクールのコーチに「フォロースルーで面を被せるように」との指導を受けているとの事でした。
ええ、実は私も面を被せるように打っていてフォアハンドがイップスになった事があるのですよ。
それを克服出来たのが手前味噌ですが、テニスライズの「コアスイング」の中にある、面を起こしながらフォローを取る打ち方だったのです。
このようにすると、振り終わりで手首が背屈するようになります。
要は手首のコックが抜けない打ち方です。
体のターンによってラケットに遠心力がかかりますから、スローで見るとラケットヘッドが前に出て被せたように見えますが、内部意識としては違うのです。
ワイパースイングは文字通り、拭き取る動きでラケットを動かします。
窓拭きをする時も手のひらを被せながら行いませんよね。
なので、腕の動かし方は後ろから前ではなくて、右利きの場合、右から左が正解なのです。
この動かし方ですと、ラケットヘッドがいつも体の前側にあり、背中側に行くことはありません。
ショートラリーが苦手な方は、腕を後ろから前へ振って打っている方が多いです。
体のターンに合わせて腕は右から左、フォアハンドがイップスになってしまったらお試しあれ!
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